米スティール、アデランス経営陣の退陣要求
米投資ファンドのスティール・パートナーズと、同ファンドが約25%の株式を保有するアデランスホールディングスとの対立が再燃してきた。
同ファンドは8日、アデランスに対して抜本的な経営改善と岡本孝善社長をはじめとする経営陣の退陣を求める書簡を送付。5月の株主総会をにらんで両社の攻防が今後、激しくなりそうだ。
同ファンドが問題視するのが業績の急激な悪化。2008年2月期のアデランスの連結営業利益は前期比57%減の35億円と2期連続の減益となりそう。
トップシェアの国内かつら事業が最大の収益源だったが、同2位のアートネイチャーの攻勢で苦戦。
テレビ広告の強化や新商品投入も新規顧客の獲得につながらず、経費の負担増が収益を圧迫している。
スティールはこれまでも株式の非公開化やスティール代表を社外役員として迎え入れるよう求めたが、すべて拒否されたと主張。
同業他社との経営統合や、現経営陣の退陣を検討すべきだとした。スティールが投資先の経営陣の退陣を求めるのは初めて
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